2017年06月08日

PTWのホップシステムについて6

ホップ自体については純正の悪いと思われる所の洗い出しは完了したがホップの調整機構についてももう一つ悪い点があった。

イモネジによる調整機構である。
ホップアジャスター本体の高さを決めているのがチャンバーの下部にあるイモネジだがこれがチャンバーと共に新品の時は部品同士の慣れが付いて居ないので適度な緊度で締まっている感じで回るのだが調整をしょっちゅうしていると部品同士の当たりが付いてしまい緩くなってしまい、射撃時の銃自体の振動でイモネジが緩み易くなってしまう。

イモネジでダイレクトなので仕方がないが使っている方にすればこれはいただけない。

本日までに書いたシステマのホップシステムの欠点を直していくのにはかなりの労力を有することになるがこれが修正し切れればPTWもマルイのよく出来たチューンドと肩を並べる事が出来ると思えばその苦労も仕方なしかな?と思う。

次回はサードパーティーのホップシステムに付いて書いていく。

現状で部品の設計は数プラン練っているのでさらに検討しどれが最適なプランとなるのかを検討していく。

次回に続く。  


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2017年06月07日

PTWのホップシステムについて5

次にアジャスターについて書いていく。

アジャスター本体がホップラバーをC字の先端で咥えてスチールピンで固定する構造になっており、アジャスターの上下のテンション調整はこれまた細いシリコンチューブで行なっている構造になっている。

弾がホップラバーを通過するごとに質量があるアジャスターごと上下に移動してホップを掛けているので発射サイクルが高くなり過ぎるとテンショナーラバーがアジャスターの上下動に追従出来ないのがこのシステムの最大の欠点である。

さらにノズルの気密保持用チャンバーパッキンは真鍮カラーに挟まれる構造になっているので真鍮カラーの全長が長く、ノーマルのホップラバーでBB弾を咥えられないのでBB弾の保持位置が毎回バラバラになってしまう。
これによる弊害は弾の上下方向の弾道バラツキの原因になってしまうだろう。

まずはノーマル形状を読み解いた。
次回に続く。  


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2017年06月06日

PTWのホップシステムについて4

今回は純正のシステムを細かく解いていこうと思う。
純正ラバーはは2012年から変化の無いシリコンチューブを使用したものだ。
そして純正ホップアジャスターはアルミか亜鉛合金製の鋳物である。
ラバー自体は年を追うごとに太くなり、柔らかにBB弾と接触出来る様に変更されている。
アジャスター自体は販売当初から全く変わらない。

この両者に問題が山積していると思われる。

まずはホップラバーに関してだがマルイほど柔らかいテンションでBB弾に接触出来ない事。
これ自体が何年経ってもPTWがマルイに敵わない理由である。
  


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2017年06月01日

PTWのホップシステムについて3

まずはPTWのホップシステムの設計思想から読み解いていかなければならない。
本来PTW自体はエアガンパワー規制前から発売されており元々パワーをある程度出してBB弾を飛ばす思想でホップシステム自体設計されている。
そこからホップラバー単品での変更のみで何とか乗り切って現在まで来ている。
アジャスターの変更はせずにだ。

旧規制時はパワーがあればそれで何とか飛ばせるローラーホップ(太系ニトリル系ラバー)をBB弾が通過する際に引っ掛ければ何とかなるだろ?的な考えであった事はあながち間違いでは無いと思われる。
しかし現在のパワーではそうはいかない。
根本のパワーを出さないのでシリンダーのエアー吐出圧力に即した設計をしなければならない。

その為にシステマはホップラバーの材質変更、寸法変更を行っている。
その現在の形として今のシリコンラバーパッキンが設定されたのだ。

ローラーホップの設計思想自体ホップラバーが剛体であればその通りに作動するかも知れないがラバーが弾性を持っている限り(ゴムだから当たり前だが)装置として機能し難い構造である。

マルイ電動ガンの部品にシステマが新規参入して来た時にマルイスタンダードホップのラバーをシリコンに変えて出していた時があった。
しかし現在ではシリコン製のホップラバーはほぼ見る事は無い。
シリコンという素材自体がホップチャンバーに適していないと思われる。
磨耗に対して耐久性が低いのが原因では無いだろうか?

例えば耐久性が100あるゴムの物が2つあったとする。
一つは通常のNBR(ニトリル系ラバー)で一つがシリコン製ラバーであり、NBRが一年掛けて100ある耐久性が80まで落ちるとして、シリコン製ラバーが10ヶ月で70まで落ちてしまうとしたら貴方はどちらを選ぶだろうか?

私は間違い無くNBR系ラバーを選ぶだろう。
よほどの性能差が無ければメンテナンスの手間も考えてしまうからだ。

使おうと思えば色々と材質は有るのだが今回はNBRで開発を進める。

次回に続く。
  


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2017年05月30日

PTWのホップシステムについて2

このシステムについて色々と賛否両論がある事は明白である。
無論良い所も悪い所も存在している。
エンジニアとしては良い所を伸ばすよりも悪い所を無くすることが重要だと考える。

純正ホップは組み込みに関して非常に神経質なホップであり性能を出して組立てを行う事が難しい。
良く組まれたものは素晴らしい精度を発揮することも確かだが、物の原理原則を知らずに組むと全く性能を出してくれない。

サードパーティーのホップはその対局にある。
誰が組んでもそれなりの飛距離を出してくれるが満足出来る精度の集弾性を出す事が難しい。
慣れた人は更に加工を加えて精度を出す人も多数いる。

ただしマルイのノーマルに勝つ精度と飛距離を出す事は可能になりつつある。
しかし良く出来たマルイのチューンドに迫る事は出来ていないのが現実。

かなり時間が掛かってしまったがホップシステム自体の新規開発に挑むことにした。

さて、どこまで性能を上げられるか?

次回に続く。
  


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2017年05月28日

久々のマルイ式2

とうとう来たか!

お客様より預かったミニミだがこいつは面白そうだ!
現状でM120モーターを使って30発オーバーだがかなり壊れやすいらしい。。。

まずはメカボックスの強化と機構の理解から始めていく。
目標は秒間35をさらりと叩き出し耐久性も求めることかな?  


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2017年05月24日

ひさびさのマルイ式

ひさびさにチューニングのお仕事が入りそう。
ベースはA&Kのミニミなのでハイサイクルに仕上げる予定。
ローコストでどこまで出せるか?

強度が弱いと言われているA&Kのメカボをどこまで補強しつつ活かせるかな?

楽しくなって来た!  


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2017年05月20日

懐かしいメーカー評価 マルコシ

マルコシといえばスーパー9プロだろう。

今で言えばAPS-2やVSRなどがボルトアクションとしてあるがそれらが出るまではボルトアクションエアガンでは独断上のシェアを誇った。

シリンダーの容量が非常に大きくエアガンパワー規制前のパワー戦争時にはガスガンと撃ちあえる実力を持っていた。

純正パーツを使わずにカスタムパーツだけで一丁組み上げられるほど豊かな社外パーツとプロ、アマ問わないチューナーによって育て上げられた銃であった。

現在でもこの銃の熱烈な愛好者は多い。

このメーカーは元々不動産業を営んでいたらしいがある日突然メーカーデビューする事となる。

スーパー9プロの前身モデルのスーパー9を販売していたメーカーは2社ある。タカトクトイズとマツシロである。

タカトクトイズが製作販売していたが突然の倒産によりマツシロが引き継いだもののここも数年で倒産しマルコシが事業を受け継いだ。

製作していたのはユニックスというメーカーだったらしい。

そしてスーパー9を改修してスーパー9プロへとモデルチェンジさせて来た。

元々ツヅミ弾でカートリッジ方式だったモデルをケースレス(カートレス)へ変更したのだ。

これにより爆発的に販売を伸ばす事になる。

モチロンこの引き継いだモデルだけでは無く他の銃も存在する。

引き継いだモデル
・スーパー44オートマグ
・スーパーモーゼル
新しく製作したモデル
・CZ75(エア)
・SIGP210(エア、ガス)
・ワルサーP5(ガス)
・M93R(エア)

今現在は営業停止しているが大元の金型が海外に売却されたらしく他のメーカー名で販売が継続されている。

それではまた!

  


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2017年05月15日

PTWのホップシステムについて。

これに関してはマルイでチューニングしたものに全く叶わないといっても良い。

なんせ構造自体が異なるし販売されている本数に開きがあるので色々な所の開発ペースと開発する店舗数が大幅に違うのだから。

だからこそマルイ方式とは全く異なるアプローチが出来る。

マルイ方式はほぼほぼシステムもして完成の域に達していると言っても過言ではない。

PTW方式はまだまだ未完成で色々と問題点もある。
なので新しいホップシステムとして飛躍出来る可能性が秘められている。

システマさんには声を大にして言いたい。
ファクトリーメイドの個体は特に酷い。
純正でも良いからキチンと誰が組んでも性能が出る物を開発、生産して頂きたい。
  


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2017年05月10日

まずはメーカー評価! ウエスタンアームズ!

ここも古くから続く老舗メーカー。

GBBの歴史を作り、塗り替えてきたのもここである。
古くはピースメーカーのモデルガンから始まっているが最近のユーザーには分からない位の歴史を持っている。

GBBにおいては大きく2つの物に分けられる。
アフターシュートとプレシュートという発車方式だ。
アフターシュートはスライドが後退し切ってからBB弾が発射される。
プレシュートは弾が出てからスライドが後退し始める。
この単純なこの2つの方式がGBBの運命を分ける事になる。
アフターシュートはGBBがゲームで使える物になりつつあった91年〜92年位にMGCのグロックから始まった。
これの機関部の設計はタニオコバである。
細かい不具合まあったのだがそれを補うほどの魅力があった。
激しいスライドの反動である。
これより前にもGBBはあったのだが実用に耐えられない物ばかりでお座敷銃のレッテルを貼られていた。
そこの市場を掘り返したのがMGCグロックであった。
しかし技術革新は常にあるもので、ウエスタンアームズがGBBに参戦することになる。
当時はダイハードや湾岸戦争でベレッタM92FSが米軍採用どなっており、ここに入り込んだのがウエスタンアームズのプレシュートのベレッタM92FSだった。
モチロンウエスタンアームズだけにこの商機を奪われるのは各社悔しかったらしく色々なメーカーからベレッタM92FSが梅雨の時期のタケノコのように発売されている。
このモデルは売れに売れまくりベレッタ戦争と当時は呼ばれていた。
アフターシュートの製品をほぼ全て駆逐してしまったのはウエスタンアームズのM92FSとショートバレルモデルのM92センチュリオンだといっても過言ではない。
それほどの完成度だった。
特にウエスタンアームズとMGCのGBB戦争も凄かった。
毎月の様にMGCはGBBの新作を投入してウエスタンアームズに対抗するのだが遂に力尽きてMGCは一時休業してしまう。
それほどウエスタンアームズのベレッタM92FSは凄い人気だったのだ。
内でも外でも快調な作動とリアルな分解手順と高い実射性能がユーザーの心を鷲掴みにした。もう何十年にもなるが未だにこの時の衝撃は忘れない。
この後は1911を出すがこれもホームラン級のヒットとなる。
そしてGBB市場をほぼ独占した上、満を辞して出すGBBがとんでもないことになる。
44デザートイーグルの市場投入であった。
前評判はかなり熱かったがウエスタンアームズの足をすくわれる事態が発生する。
事前の発表無くとあるメーカーから50DEデザートイーグルがウエスタンアームズの発売日の7日〜10日前に発売された。
マルイのGBB市場への新規参戦である。
ウエスタンアームズはリアルさを追い求めて装弾数も実銃通り、作動を求めてスライドはソコソコの重量で動かしていた。単純に見れば悪くない物なのだがマルイは全てのスペックでウエスタンアームズを上回るものをぶつけて来たのだ。
装弾数は15発、重いスライドではあるがギビキビ動く、作動で冷えにも強い。
そして最大の武器であるマルイの可変ホップ搭載で
30mでも人に当てられる実射性能を有していた。
ウエスタンアームズが広告を出していたので知名度をバッチリで完全にウエスタンアームズの出鼻を挫いてしまった。
この後は
ライセンス訴訟などエアガン混乱期に突入する事になる。
最近のことは比較的書いてある所があるのでそちらを参考にして頂けたら有難い。

それではまた!  


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