2017年07月05日
PTWのホップシステムについて11
前回の続き。
まずはホップチャンバーの上側にテンションラバー用の窓を開ける事から始める。
ここの加工はフライス盤に1mmのエンドミルを使用して丁寧に時間を掛けてテンションラバーが多少潰れる寸法を考えながら穴の大きさを設定していく。
余りにも大き過ぎる穴を設定してしまうとPTWのホップチャンバーの形状から行くとチャンバーの気密が取れなくなってしまう。
テンションラバー自体は東京マルイの純正ラバーチャンバーについて来る円筒形のゴムチューブをチョイスした。
大きさ、ゴムの柔らかさなど考えた結果このゴムチューブが一番良い可能性が高い。
このゴムチューブを真横に寝かせて使用する。
チャンバー上部に穴空け加工し、テンションラバーを入れて指で押さえるとホップラバー自体上から押さえるテンションが掛かる。
ここを微調整する事によりトレポンホップのピーキーな特性を緩和させる事が出来る。
ホップラバー自体に関してはサードパーティーの長掛け用ホップラバーを加工して使用することが一番楽であるのだが満足いく性能を出すことが難しいのでホップラバー自体を新規作成する事にした。
以前のブログで書いたように固めのラバーでも形状の工夫で柔らかくBB弾を保持すべく試作を繰り返した結果アルファベットのEの字を横にした様なホップラバーを考案した。
バレル自体もホップ窓を拡大してホップラバーの変形を逃す形状に変更する。
これにより弾道の左右のブレがかなり改善されるのだ。
最後にチャンバーの気密と可変機構になる。
PTWのチャンバーは小型でありホップアジャスターの大きさから考えて加工するスペースが非常に小さい。
チャンバー自体のホップ部位の肉厚も少なくカナリの加工精度が必要となって来る事が予想されたのだがここはエンジニアとして頭の使い所である。
良く部品を観察していくと精度良く設定されているPTWだがチャンバーの部位だけスペースが空いているのだ。
ここを有効に使用しない手は無い。
チャンバー自体にスリーブを被せて可変テンショナー機構を埋め込むことにした。
まずは簡単な半固定でテンショナーラバーを設定すべくスリーブのホップラバー直上部位に貫通しない穴を開けてその上部に薄いシリコンラバーをテンション調整用として入れる事によりオートテンショナーとして利用する。
その下にスチールボールを入れ込み上部テンションラバーを押さえる構造とする。
上部のテンションの可変化はまず、半固定の弾道を確認してからにする。
弾道が良くなければ可変化しても意味がないからだ。
もちろんチャンバーベース下部位からの従来のホップ調整も可能であり、上部から更にホップの微調整が可能となればPTWにとっては大きな進歩になる。
まずは上記加工によって試作品は完成したので弾道テストを行っていく。
まずはホップチャンバーの上側にテンションラバー用の窓を開ける事から始める。
ここの加工はフライス盤に1mmのエンドミルを使用して丁寧に時間を掛けてテンションラバーが多少潰れる寸法を考えながら穴の大きさを設定していく。
余りにも大き過ぎる穴を設定してしまうとPTWのホップチャンバーの形状から行くとチャンバーの気密が取れなくなってしまう。
テンションラバー自体は東京マルイの純正ラバーチャンバーについて来る円筒形のゴムチューブをチョイスした。
大きさ、ゴムの柔らかさなど考えた結果このゴムチューブが一番良い可能性が高い。
このゴムチューブを真横に寝かせて使用する。
チャンバー上部に穴空け加工し、テンションラバーを入れて指で押さえるとホップラバー自体上から押さえるテンションが掛かる。
ここを微調整する事によりトレポンホップのピーキーな特性を緩和させる事が出来る。
ホップラバー自体に関してはサードパーティーの長掛け用ホップラバーを加工して使用することが一番楽であるのだが満足いく性能を出すことが難しいのでホップラバー自体を新規作成する事にした。
以前のブログで書いたように固めのラバーでも形状の工夫で柔らかくBB弾を保持すべく試作を繰り返した結果アルファベットのEの字を横にした様なホップラバーを考案した。
バレル自体もホップ窓を拡大してホップラバーの変形を逃す形状に変更する。
これにより弾道の左右のブレがかなり改善されるのだ。
最後にチャンバーの気密と可変機構になる。
PTWのチャンバーは小型でありホップアジャスターの大きさから考えて加工するスペースが非常に小さい。
チャンバー自体のホップ部位の肉厚も少なくカナリの加工精度が必要となって来る事が予想されたのだがここはエンジニアとして頭の使い所である。
良く部品を観察していくと精度良く設定されているPTWだがチャンバーの部位だけスペースが空いているのだ。
ここを有効に使用しない手は無い。
チャンバー自体にスリーブを被せて可変テンショナー機構を埋め込むことにした。
まずは簡単な半固定でテンショナーラバーを設定すべくスリーブのホップラバー直上部位に貫通しない穴を開けてその上部に薄いシリコンラバーをテンション調整用として入れる事によりオートテンショナーとして利用する。
その下にスチールボールを入れ込み上部テンションラバーを押さえる構造とする。
上部のテンションの可変化はまず、半固定の弾道を確認してからにする。
弾道が良くなければ可変化しても意味がないからだ。
もちろんチャンバーベース下部位からの従来のホップ調整も可能であり、上部から更にホップの微調整が可能となればPTWにとっては大きな進歩になる。
まずは上記加工によって試作品は完成したので弾道テストを行っていく。
Posted by MMC
at 06:55
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